着物で海外旅行、2018年9月スペイン、いよいよフライトの前日となりましたが…
Title:
スペイン 2018年9月 フライト前日
Scene1:
2018年9月4日、フライト前日。
関西国際空港に建造以来、最大の台風が直撃しました。
Scene2:
この日は旅行の準備も終え、朝からずっと、ニュースを見ていました。
「各地で被害が相次いでいます」
「うわ~えらいコトになっとるなあ」
Scene3:
「関西空港の連絡橋にタンカーが衝突しました」
「ええっ!?」
Scene4:
「関西空港で大規模な冠水が発生しました。復旧の見通しは立っていませ。」
「えっー!!」
フライト日の前日、9月4日に台風が関西空港に直撃する可能性が高いことは、一週間ほど前から認識していました。ただ、国際線は台風の直撃する時間を除けば、出航する場合が多いので、ギリギリセーフだと思っていました。
これまで関西に台風が直撃しても、台風21号ほどの被害がでたことはなく、正直なところ、今回も同じようなものだろうと目算していました。甘かった。
タンカーが衝突した時点では「フェリーの便数を増やすとかして、何とかするかも」と淡い期待を抱いていましたが、ターミナルが冠水して機能不全に陥ったと聞いたときに「ああ…これは、もうダメだ」とあきらめました。
そして、夜の8時半頃、航空会社から、正式にフライトがキャンセルされたとSMSで通知が来ました。
メッセージには「フライトを振り替える場合、電話で連絡をお願いします」となっていたのですが、航空会社(フィンエアー)の日本支社は営業を終了している時間帯です。
本社のカスタマーサービスは24時間対応ですが、電話でのフライト振り替え交渉は、私の英会話レベルでは困難です。せめて対面なら…
結局、次の日の朝、日本支社がオープンする時間に電話をすることにしました。
とはいえ、この時点で振り替えを必要とする人数は、少なくとも4日と5日の二日分。そして関西空港発のフライトは不可能…そ、争奪戦…